日刊OkiMag

沖縄の方言

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◆琉球方言(沖縄方言)について

 琉球方言は、先島地方(宮古、八重山、与那国)などの南琉球方言と沖縄本島地方や奄美地方の北琉球方言に大きく分けられます。

 ○琉球方言―┬―北琉球方言―┬―奄美方言
       |       |
       |       └―沖縄方言―┬―沖縄北部方言
       |              └―沖縄南部方言
       └―南琉球方言―┬―宮古方言
               ├―八重山方言
               └―与那国方言

 琉球王朝時代には、南は与那国島から北は奄美地方まで琉球王朝の支配がおよんでいたが、各島々が海で隔てられていたということもあり、それぞれ独自の方言として伝承されていったのでしょう。当時、沖縄とは、首里王府があった沖縄本島地方を指す地方名であったいうことで沖縄本島地方の方言が沖縄方言と呼称されています。その沖縄方言も石川市と読谷村から南の市町村、すなわち中南部の全市町村(久米島も含む)の沖縄南部方言と北部地域の 沖縄北部方言に細分化されます。違いは少ないですが、沖縄南部方言も首里方言、那覇方言、宜野湾方言など各地域ごとに存在します。  掲載の"わったーうちなーぐち"は、筆者らが住んでいるということで沖縄南部方言を前提としています。

 現在の状況としては、人の移動や生活習慣の変化、明治以来の国語教育、マスコミの影響などから、寂びしいことにこの方言の地域性はおろか、方言文化自体が風前の灯火のように消えてしまおうとしています。  これは、沖縄だけでなく日本中で共通の現象でしょう。  このコラムを通じて皆さんの持っている途切れ途切れの方言が少しでも結び合わせられ、方言への興味をもっていただければうれしいかぎりです。 できるかぎり、これまでの沖縄の文化、風土を形成してきた方言文化の息吹を子々孫々に残していきたいものです。

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