日刊OkiMag

沖縄の民話

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 今回は、烏(カラス)とコハル(琉球アカショウビン)のお話について。

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■カラスとコハル      【大宜味村】

  昔、コハルという赤い鳥は、黒い着物を着けていて黒かったということです。また、カラスは赤いきれいな着物を着けていました。二羽は友達で、コハルはカラスの着物をいつもうらやましく思っていました。

  このコハルは、あまりにもカラスの着物がうらやましかったので、「今日少しだけあなたの着物を着けたいから、着物をかえて着けてみないか?」と言いました。

  カラスは、コハルは友達だから「よかろう。」と言って、コハルに自分の着物を着せてあげました。するとコハルは、「うまく騙したなぁ。」と言って、赤い着物を着けたまま逃げてしまいました。

  カラスは、「あいつに騙された。」と追いかけましたが、追いつくことができなかったので、唾(つば)を吐きかけました。その時、カラスの唾がコハルの背中についたそうです。だから、今でもコハルの背中には、白い斑点がついているというお話です。

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