日刊OkiMag

沖縄の民話
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 今回は、雀の親孝行についてのお話。

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■雀の親孝行    【浦添市】

  雀は、着物はぼろを着ていても親の世話をしたといってね、とても親孝行
 したといっていると言うことです。
  それはね、町に働きに行ったんが、お母さんがもう死にそうだと聞くと、
 雀というのはみすぼらしいぼろを着ているですが、心がきれいであるので、
 家にすぐに帰ってきて、親の世話をしたというこということです。

  それで、神様から「蔵の近くから米を拾って食べなさい。」と言われて、
 巣も家の屋根に作って、いつでも米を食べて歩いているということです。
  だから、今でも雀は必ず窓のところに巣を作るんです。

  カーラウィドゥイといって、川の側から歩いて魚を突っついて食べている
 大変きれいな鳥がいるが、羽は青い色でとてもきれいだけれども、着飾って
 ばかりいて、親の死に目にも会えなかったもので、神様から、
 「お前は、いつまでも寒い日でも川から自分で魚を取って食べろ。」
 と言われたと言うことです。

  それで、カーラウィドゥイは寒い日でも川の中を歩いて餌を啄(ついば)ん
 でいるということです。

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